お客様の為の努力を企業努力という。

昨日、お客様12名を案内しながら中国広州の国際展示会のガイドをしてきました。
世界最大の展示会で20万社の会社が商品展示を行なう超巨大な展示会ですね。

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さすがに世界最大というだけ合って歩いても歩いても回りきれない広さでした。

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世界中から多くの人が集まり隅のほうなど広すぎて霞んで見えないほどの巨大さ。

その会場で商品を探せば沢山の売れる商品が出てきます。

そして、中国輸入をされている方とかもここまで足を伸ばす方は少なく

会場では殆ど日本人を見かける事はありません。

 

そして、中国輸入転売をかけている人が良く使うサイト。

アリババ・タオバオ・アリエクスプレスなどに出店されていないような

商品を安値で見つけることが出来ます。

 

そして、極端に安いです。

 

今まで仕入値2000円で仕入れていたものの仕入れ調整を行ってきたのですが

仕入値が600円まで落ちました。

この商品は600円で仕入れて3480円で売れます。

 

今まで650円で仕入れていた商品の仕入値が

280円まで落ちましたこの商品は1780円で売れます。

しかも商品の状態は今まで売っていたものよりはるかに良い商品です。

 

今まで900円で仕入れていたものが

230円まで仕入値が落ちました。

この商品は2200円で売れます。

 

年間これただけで合算7500個は売れます。

すでに売れているものの仕入先の調整を行っただけですので

数字的にはかなり読めます。

 

私以外にも参加されたお客様で仕入値50円ロット100個 販売価格1200円

と言う商品を見つけた方もいます。

ちゃんと足を使って商品見つけて交渉すれば粗利90%出せるような

商品も見つかるんですね。

 

輸入転売組みなどは粗利30%とかでやっている人もいますが

この粗利90%とかと比べれは話になりません。

 

しかも、今回の仕入れにより商品グレードは上がり、

かつ仕入値が下がっていますので売価もさえてお客様に提供できます。

お客様に低価格で提供するために

よりグレードの良い商品をよりやすく提供する為に

足を使って仕入先の変更を行ないに行きました。

 

お客様の為の努力これを企業努力と言います。

 

その努力をすると利益率が高くなります。

この商品でさえ販売するときの手数料を引いた上で50%利益で残ります。

この利益が残るからお客様に提供する商品の仕入れロットを

上げることができます。

 

これによりまたより有利な価格でお客様に商品提供を出来ますので

さらに売れて利益を残せると言う構図を作ることが出来ます。

 

扱うのは全てお客様のほしいと言う品です。

そして、お客様が購入したいと言う価格。

その価格に合わせて販売しても利益の出る仕入れ調整を

行うのが売り手側の努力。

 

さらにそのほしいと言う価格よりもさらに安く提供することが

出来る努力をするのを企業努力と言います。

 

今回の展示会は企業努力をしにいったんですね。

 

参加されたお客様は皆喜んでくれました

いい条件で販売できる商品が見つかったり売れる可能性がある商品が

自分の予算でも取り扱える価格で手に入ったり。

 

楽しみながら企業努力ができました。

 

しかし、一般的にはまったく逆のやり方をやります。

売り手の都合で手に入る、或いは売りたい商品を手に入る価格で

適当に手に入れそれに欲しい利益を適当に電卓たたいて乗せて

仮に5000円で仕入れたら5000円は利益のせたいからって適当に10000円の

売価をつけてその商品をその値段でどうやったら売れるかって努力をしますよね?

 

それって自分の売りたい商品(自分で仕入れるのに都合の良い)

を自分のほしい利益を乗っけて自分に都合の良い売り方。

例えば付加価値つけてこの利益ででも売れるように努力する。

 

ってだけの行為なんです。

自分の都合の良い自己実現のための商品をお客様に売る努力をしているだけ。

 

それってお客様の為の努力ではなく

自分の自己欲求をかなえる為の努力ですよね?

 

それをやるから売るのに苦労するんですよ。

企業努力など一切しないで自分の為の努力しかしないんですから

お客様に相手にされなくなるのは当たり前です。

 

そんな事もわからなくなってしまっている。

教える人も多くはその方法を教えますよね。

お客様の為ってのが見えなくなってるんですね。

 

その商品がお客様の為になってるなら

売り方など駆使しなくても勝手に売れます。

それを知らないんですね。

 

企業努力ってのはお客様のため努力を言います。

自分の欲求を満たすための努力は企業努力といわない。

 

お客様の為に努力していないんだからお客様から

相手にされなくなるのは当たり前なんです。

商品を売るのに売り方を駆使して付加価値つけて高く売る

という、お客様を無視したやり方から卒業すべきですね。

 

自分の自己欲求を満たす為にお客様を利用するなって事です。

 

ビジネスってのは本来お客様の暮らしを支える為に生まれたものです。

それがいつの間にか日本では売り方のマーケティングに取って変わられました。

日本ではビジネスは売り手の自己欲求を達成する方法として狂って進化しました。

そしてそれを教える指導者ばかりになりました。

 

ビジネスはお客様の生活を助ける為に存在するです。

 

本当にお客様のほうを向いたときお客様のほうからあなたを選んでもらえます。

そして、それをするとお客様からありがとうと感謝されます。

 

ビジネスって本来そういうものです。

ありがとうございますってのは本来利用したお客様から頂く言葉です。

売っているほうがお買い上げありがとうございました???

 

ちゃんとした企業努力をしていれば

こんな良い商品を提供してくれてありがとうとお客様のほうから言われます。

こうなったとき成長が始まるんですよ。

 

学校の先生が授業受けてくれてありがとうなんていわないですよね?

生徒が教えてくれてありがとうと言います。

生徒のための努力をしたからです。

 

物販だって一緒ですよ。

お客様に感謝される収益構造を作るための努力をしていますか?

どうやって売ろうではなくどうやったらお客様が喜んでくる

物を提供できるか?

 

これが本来の企業努力です。

 

しかし、今の日本のマーケティングはどうやって

お客様に売り込むかしか教えないものね。

利己主義でやるビジネスの展開をやる限りいつかお客様に見放されますよ。

教えるほうも教えてもらうほうも

一度、自分の商売のあり方を考えてみるといいかもしれませんね。